Saturday, January 16, 2021

祖母の手



私が高校生の時亡くなった祖母。ブログで時折思い出話をしていますので読まれて少しご存知の方がいらっしゃるかもしれません。



亡くなる直前とまではいかなかったけれど ずっとずっと針を持ち続け着物の内職を続けていた人でした。亡くなった時に「指ぬきが外れなかったからそのままで見送ったの。」と母が言っていたことを思い出します。

今では私の理想の女性と言える祖母。

マドレーヌちゃんのお洋服を縫う仕事を始めた時に家にいても出来る仕事、意思が有る限り続けていける素敵な仕事に巡り会えた・・少し祖母に近づいたかもと嬉しかったのです。

去年 体調を崩し手を十分に動かすことが辛くなりやめなくてはいけないかもしれないと自覚せざるを得ない時期が一番きつかった。道具類が使いにくくなり処分を考えたことも。少しづつ仕事に戻れるようになり、今までどれほど作るということで幸せで充実した時間を過ごしていたのか改めて感じました。

手から生み出されるものは 世の中にたくさんたくさんあります。
祖母のような技術を身につけるにはまだまだ修行が必要です。
祖母の小さな手からは魔法のように美しい和服が生まれていました。

今年は型紙を見直したり少しでも向上できるよう工夫しています。たくさんは作れませんが
好きという気持ちを大切に精一杯頑張りたいと思います。