大切な記憶
個人的なことですが去年の今日、愛猫が12歳で虹の橋を渡りました。普通に外散歩から帰宅後、私の腕の中で様子がおかしくなって5分ほどで亡くなりました。心筋梗塞のようなものだったのだと思います。
あまりにあっけない別れ。今日と同じ朝が明日も来るわけではないことをはっきりと教えられました。
ショップをご利用してくださっているお客様の中にも3人、今年大切な家族であるワンちゃんや猫ちゃんを亡くされた方がいらっしゃいます。
神様は忘れるという行為を人間に授けてくださった。だから生きていられるのだとどこかで読んだことがあります。
忘れるというよりは薄れゆく記憶というものかもしれません。
辛かったこともいつかいい思い出に変わっていくこともそうなのかもしれません。
あの日あの夜 流した涙が忘れられたかと聞かれたらそうではないとはっきり答えられます。
代わりになる子はいないから。
あの子はあの子でしかないから。
大切な心の箱の中にしまっておこうと思います。