Wednesday, December 12, 2018

着物


巡る糸繋がる糸




私の亡くなった祖母は着物の仕立ての内職をしていました。不思議だな〜と思うのは、私自身も現在 着物を縫う仕事をしているからです。


着物は、今年秋ごろからずっと個人的にお願いされた仕事で正絹を扱っていたため、ありがたいことにとても忙しいとはいえ祖母の思い出とともに仕事をしていた気持ちでした。

着物を縫う仕事とはいえ 祖母は人用で私は人形用という違いがあります。ですが、心を込めて作りお客様の元へお届けするというところは同じです。

ゆっくりと糸を通し柔らかでしっかり艶のある生地に針をさしていると、思い出の中で薄れていくわずかな祖母の記憶・・・彼女の手元を思い出し巡り巡る糸の不思議を感じます。



アウトフィットは先の季節のことを考えながら制作しています。またそれはオンシーズンになって慌てないためでもあります。着物はご希望が多いのですが、小物作りや裏地をつけたりなどとても手間暇がかかるので早めに取り掛からないと落ち着いて作ることができません。

そういうわけでその年の着物制作に一段落がつくと来年用に生地探しを始めています。

今回、とても状態のいい着物生地を扱う方とご縁があって美しい正絹生地を手に入れられそうです。次の季節に向けどんな組み合わせが出来るか今から楽しみにしています。


着物を縫う仕事とはいえ 祖母は人用で私は人形用という違いがあります。ですが、心を込めて作りお客様の元へお届けするというところは同じです。思い出の中のわずかな祖母の手元を思い出すたびに巡り巡る糸の不思議を感じます。




一人で何もかもやらなければならない個人ショップの運営は楽しいですが大変でもあります。

今年の夏頃、左の背中から肩にかけ違和感があり秋も深まる頃には痺れや痛みも感じるようになりました。先日、たまらなくなって行きつけの整体に行き少し楽になりましたが、まだいつもどおりとはいかないので付き合いつつ仕事をしています。整体の先生は手先を良く使う仕事の人にはよく出る症状ですと言われました。


手先を使う仕事はどうしても背中や肩を痛めがち。私は手指の関節も痛めているので様子を見ながら仕事をしなければなりません。

ですが、「作るのが楽しい」という強い気持ちがあるのはとても幸せなことだと思っています。