Wednesday, October 24, 2018

読書の秋


昔から活字中毒の私。小学生の頃 何十冊セットの文学全集を買ってもらいボロボロになるまで全て読み、それでも飽き足らず父の本棚にある読めそうな本は全て踏破しました。死んだおじいちゃんの古い本を読もうとしたけれど旧仮名遣いで流石にそれは無理でした(笑。

小学生が森村誠一とか松本清張、山崎豊子とかの本を内容もたいしてわからずに読んでいたのですから今から考えるとよっぽど活字が好きだったのかな、飢えていたのかなと笑えますが。

最近また山崎豊子さんの本や映画・TV番組になった映像を見直しています。何度読んでも見ても新しい何かを見つけることができより深く味わうことができます。

今 「二つの祖国」を読んでいます。日系二世の日米二つの祖国の間で自らのアイデンティティを探し求めた在米日系人たちの悲劇を描いた作品です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/二つの祖国


以前ロサンゼルスに行った際、リトルトウキョーにある全米日系人博物館に行ったことがあります。一人で入ったためか、年配のガイドの女性が声をかけてこられました。

説明を聞きながら見て回った後、お礼を言ったら「私は日本を知りません。行ったことがないのです。日本語も申し訳ないけれど流暢ではないのでわかりにくかったかもしれません。でもこういう日本人もいることを知っていただきたいなと思ってここで働いています。」とおっしゃいました。



その時言われた「こういう日本人もいることを知っていただきたい」という言葉。今になっても印象深く心に残っています。
「二つの祖国」を読むとその時のことが蘇ります。





本を読むというのはストーリーを追って面白いと感じるだけではなく本の中に濃縮された知識や世界観の一部を自分の中に得ることができます。そしてものごとに対処するための考える力が宿ります。

過ごしやすい季節 少しばかりネットから離れ空き時間の一部を本に費やすのもいいですね。