Saturday, December 02, 2017

便り



遠くオランダやイギリスに住む友人からクリスマスの便りが届き始めました。

届いた封筒を開けたら いつもの癖。香りを嗅ぎます(笑。いい匂いがするので懐かしくてついつい。ホームステイをさせていただいたオランダの友人のご主人が車椅子生活になったことを知らされて少しばかりショックでしたが友人は元気そうなのでとりあえずは安心しました。

初めてヨーロッパの家庭に泊まらせていただく機会を得てベルギーとの国境近くの小さなまちの駅に降り立った時はもう心臓がドキドキでした。駅まで迎えにきてくれた友人が飛びついてきて「髪の色でわかったわ!」が第一声でした。


ご主人の車に乗り込む際にはドアを開けてくださり、家に入ればコートを脱がせてくださったり 椅子を引いてくださったり。そういう紳士的な習慣をスムーズに受け入れることが全く慣れていない私はもう体がギクシャク。ロボットみたいな動きだったように記憶しています。


どこへ行ってみたいか聞かれ、観光地でないところ。あなた方が普段行くところがいいと言ったら いつもお昼にランチに行くパンケーキのお店、好きだという歴史博物館、駄菓子を買う小さなお店、いつもおなじみの市場。それからオランダの風車群があるKinderdijk(キンデルダイク)に連れて行ってくれました。ご主人はいつも控えめにニコニコしながら案内してくださいました。
あれから何年が経ったのだろう、あの楽しかった日々で時間が止まっていると思っていたけれど年月は人を老いさせ変化させていきます。それを悲しいと思っても仕方がないのですが 少し考えさせられました。


クリスマスカードになんと書こうかとろうそくの炎を眺めながらしばし思案していました。でもマイナスのことを考えてみても仕方がない。ご家族と楽しいクリスマスを過ごしてほしい、来年もたくさんの素敵に出会ってほしい そういつも願って書く言葉を心を込めて書こうそう思い直して丁寧に記しました。