Sunday, January 22, 2017

誰かの笑顔のために




振り返りながら


物作りを生業として生きてきました。

小学校の卒業文集に何か作れる人になりたいと書いた記憶があります。子供の頃ですからその「何か」は具体的なものではありませんでした。ただ亡くなった祖母や叔母が手仕事が上手な人たちだったのでその影響が少なからずあったとは思います。

社会人となったときに入社先で出した配置部署の希望がそのまま通りデザインの仕事に就くことができました。それ以降も家でデザイン・印刷の仕事をしたり、陶器作りに関わり個展を続けていた時期もあるし、手を痛めてやめた後も在宅でwebデザインの仕事に就くことができました。

そして今はドール服を縫い、ささやかですが個人ショップを運営しています。 運が良かったのかどうかわかりませんが、いつの時も好きなことを仕事に持つことができたのは本当にありがたいといつも思っています。 新年は毎年ウィーンフィルのニューイヤーコンサートを中継で見ます。

ウィーンフィル楽友協会ホールでの中継はカメラアングルが素晴らしいので観客席の人たちの表情まではっきりと見えます。アンコールの「J.シュトラウスのラデツキー行進曲」は観客も一緒になって手拍子するので華やかです。その際にみなさんの笑顔が素敵で見入ってしまいます。こんなにたくさんの人を笑顔にさせる力ってなんだろう。才能のある方々がその上にどれだけの努力と研鑽を積んでいるのだろうと思います。

世の中には自分の手の届かないレベルのお仕事をされている方ばかり。同じレベルに到達するのは無理でも目指すことは大事です。上を向いて進んでいてやっと平行線くらいですからちょっとでも下を向いてしまうとあっという間に下り坂に向かって転げます。

一人でやっているのでモチベーションを保つのには少しばかり努力が必要です。だから一流と言われる演技 演奏 絵画 作品を見たり聞いたり。身の回りで普段使うものも熟慮してから揃える 家の中や作業場所は綺麗に整える そういう自分で出来る範囲での気遣いだけはしています。

仕事をしていれば 特に最初の頃の仕事は・・・時間が経過してみれば恥ずかしいものばかり。 たくさんの至らないところをたくさんの周囲の人たちに許していただいてやってきているのだと改めて思います。

誰かの笑顔のために・・・ もしささやかな自分の努力で誰かが笑顔になってくれるのなら頑張ろうと今年の年頭に思いました。