Wednesday, July 20, 2016

鳥たちのネットワーク



仲間への想い


ある朝 キッチンの窓から外を眺めていたらものすごい騒ぎ。

カラスたちがたくさんやってきて大騒ぎをしているのです。いつもと違うものすごい数。旋回しているもの、木々にとまって泣き喚いているもの。どうしたのだろうと見ていたら原因は ブドウ畑のテグスに引っかかってバタバタしているカラスでした。

仲間の絶対絶命のピンチに大勢が集まり、頑張って外せと言っているのか、どうしたものかと相談しているのか とにかく大騒ぎでした。実り始めたブドウを狙ってやってくるカラスたちは持ち主さんにとっては天敵です。

ですが一羽だけどうにかしたところでまた他がやってくるわけで糸を切って助けてやればいいのにと見ていました。ですがそれは出荷もしない農業が素人の考えだと思います。自力で逃げることも出来ず、ほどなくして畑の持ち主さんがやってきたため残念な結果となってしまいました。

午後になって近所の畑に大勢のカラスたちが集まっていました。ボスと思える子が電線にとまり 他の子たちは畑のあぜ道に集合。通常の鳴き声ではなくなにやら話し合いをしているような雰囲気でした。今後の対策なのか、亡くなった子への哀悼なのか。

一年ほど前に道の端にカラスが死んでいたことがありました。事故なのかどうかわかりませんが、その近くの電線に数羽のカラスたちがとまってギャーギャーと泣いていたことがありました。死んだ仲間のそばを離れようともせず啼いていたのです。

しばらくそれを眺めていてなんとも言えない気持ちになりました。

今回のことで少しばかり朝から気持ちが凹んでいたのですが、鳥とはいえ心がある 死んだ仲間への気持ちを表現していることに感動しました。