Thursday, February 18, 2016

制作する上で



アウトフィットを制作する上で忘れないようにしていることがあります。

「自分は何を表現したいのか」ということ。続けているといいデザインでしょとか、いい布地を使いましたよとか、上手く縫えたと技術を言いたいのか・・・つい目先のことを気にし始めてしまいます。調子良くなってくると初心を忘れがち。マドレーヌちゃんが我が家にやってきて 初めてアウトフィットを縫って着てもらった時、「わあ 可愛いなあ」と乙女心に火がついたのです。それから あれこれ工夫しながら縫い始めて2年近くが過ぎました。

お客様からのメールの中に「マドレーヌちゃんのお洋服を着替えさせると周囲の空気が変わる」という文章がありました。私もそれは実感していたことでしたが改めて自分以外の方から聞くと姿勢を正される気持ちになりました。

大切にしているのは「マドレーヌちゃんが可愛らしく見えるお洋服」を作るということ。そんなの当たり前じゃないのと言われそうです。案外 1年以上も作り続けていると 素材・技術、、そういったことがすごく気になるようになります。もちろんそれも大切な要素ですが、やはり一番は「自分が楽しんで作り、マドレーヌちゃんがより可愛らしく見えること」これにつきます。

アウトフィット作り以外に 私は契約しているクライアント様サイトのバナーデザインの仕事もしています。契約当初の頃、ダメ出しが多かったのですが ある時期、きれいなデザインにすることだけは気にしているけれど目的がぼやけていることに他のデザイナーさんの仕事を見ていて気がついたのです。

商業デザインは美しいだけではダメです。それが購買につながらなければ何の意味もありませんから。ちょっとドールのアウトフィットとは違うかもしれませんが 何を表現したいのかという点では同じですね。