Saturday, November 21, 2015

布地様々


布の扱い


ここ一年アウトフィットを縫っていて、扱いにくい布地というのはあるものだと感じました。

着物の帯に使う金襴生地や、ドレスなどによく使うサテン生地。これらは切り口がほつれやすくて大変です。サテンは切ってそのまま触らなければ大丈夫ですが縫っているうちに手が当たるたびにもしゃもしゃと蜘蛛の巣のようにほつれてきます。ドール服は小さいので別珍・ベルベットのような伸びのない生地も裏返すときにやりにくいです。一番扱いやすいのは綿ローンや薄手でハリのあるブロードなどです。

金襴生地は少し触っただけでも金糸が抜けてきます。縫い代を多めに取らないと表に返したときにほつれそうになることも。ニット生地は意外だったのですがピケが必要ないくらいのものもあるし何より縫いやすいのです。

色々な布地を触るうちにそれぞれの特性もわかるようになって布地を選ぶ時にもそれが役に立つようになりました。ドール用アウトフィットを縫う前には自分の服でさえ縫ったこともなかったのでほつれ止め液なんて便利なものがあることも知りませんでした。

当初はこういう液体を布の端に塗ることに慣れていなくてドバッと出て布にシミが出来てしまったりしました。どの段階で塗るのがいいのかもよくわかりませんでした。さすがに一年近くやってきますと要領がよくなって(笑)きましたよ。


全てに塗らなくても適材適所で大丈夫なこともわかりました。縫い物を生業にしている人には当たり前のことでさえ知らないことが多かったのですが、ひとつのことを続けていくうちに色々な分野を勉強するので縫い物以外にも知識が広がったことはありがたいことです。