
路地
狭いところは落ち着きます。
人も猫も。
寝るときに例えば体育館のど真ん中だと落ち着かないだろうなあ〜、きっと。好きな風景の中で意外と気持ちが向くのは・・・路地です。
幼い頃 祖母の家に遊びに行った時に 狭い裏庭から暗い納屋を抜けると縫い物をしている祖母の背中が明るい廊下に見えたものです。だからかな・・ 狭い場所から見える先の風景がとても好きです。ここを抜けたらなんだかいいことが待っていそうな そんな風景が。

たまに出かけた時にレンズを向けるのはこのような風景が多いです。
自分の故郷でもないのにどこか懐かしくてほっとする場所。こういう場所は、住んでいる方にとっては不便なところなのですが不便と味わいは背中合わせになっていることが多いです。